70代後半でも借入成功!店舗改装資金に1,500万円

東京都内で40年以上、家族で小さな飲食店を営んできたAさん。
70代後半になった今も現役で店頭に立ち続けています。
そんなAさんが不動産担保ローンを検討したのは店舗の老朽化が限界を迎えたことがきっかけでした。
「このままではお客様を呼べない。
でも貯金だけじゃ改装費が足りない…」
そう思い、Aさんは近隣の銀行へ相談しました。しかし、返ってきた答えはどこも同じ。
「年齢的に新規融資は難しいですね」
70歳を過ぎると、一般の金融機関では「完済時年齢制限(通常80歳未満)」に引っかかることが多く、融資が断られやすくなります。
不動産担保ローンで見えた希望
そんな中、Aさんが出会ったのが「不動産担保ローン」でした。不動産を担保に入れることで、年齢よりも“担保の価値”や“返済能力”が重視される仕組みです。
Aさんは、自宅の建物を担保に提出。
都内の商業地域にあり、土地の資産価値も高かったため、ローン会社は前向きに審査を進めてくれました。
担保となった「自宅」の価値
担保にしたのは、築40年以上の木造建物です。
外観は古いものの、立地は駅徒歩5分の好条件。
ローン会社の査定では「土地としての評価」が高く、融資額を引き上げる要因となりました。
✅ 担保評価は“建物”より“土地”が重視される傾向があります。
✅ 都市部・商業地域の物件は、評価が安定しやすいです。
Aさんの声
改装後の店舗は、明るい内装に一新。SNSでの発信を始めた息子さんのおかげで、新規客も増えたそうです。
成功のポイントまとめ
| 成功要因 | 解説 |
|---|---|
| 後継者(家族)の協力 | 息子が事業を引き継ぐ意思を明確にし、連帯保証人となった。 |
| 担保価値の高さ | 都内好立地の自宅兼店舗が担保として高評価。 |
| 実績ある事業と安定収入 | 飲食店の長年の経営実績が「返済能力」の裏付けに。 |
| ノンバンクで柔軟な審査 | 年齢制限にとらわれず、資産・事業・家族体制を総合評価。 |
高齢者の融資で注意すべき点
-
「返済期間=完済年齢」に注意。
金融機関によっては、完済時年齢を80〜85歳までとする場合も。 -
家族の同意が必要になるケースあり。
特に担保が共有名義の場合は要確認。 -
返済負担を抑えるプランを選ぶ。
利息のみ返済や据え置き期間を設けると安心。
70歳を過ぎても道はある
Aさんのように、「年齢で断られても、担保価値と事業計画で認められるケース」は増えています。 不動産担保ローンが借りやすいと言われてるのはなぜ? 参考不動産担保ローンとは、所有している家や物件、土地などを担保にしてお金を借りる方法のことをいいます どうして不動産担保ローンは借りやすいと言われて ...
高齢になっても、「まだ挑戦したい」「店を続けたい」という想いがあるなら、不動産担保ローンはその背中を押してくれる選択肢です。
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